かじた先生のバイオリン教室

さあ練習だ!

 
とはじめたもののエチュードなどの練習はつまらないですな。でもやさしい曲を仕上げるのにそれほど時間はかからないはず。楽しく練習しましょう。煮詰まったときは誰かのリサイタルなどを聞きに行ってリフレッシュ!すばらしい演奏を聴いたあとはあなたの演奏も変わっているはずです。
 
なんでもそうですが、練習は毎日が基本です。一日休むとその休んだ分下手になると思ってください。つまり1週間に4日しか弾かなかった場合、1日分しか上手くなっていないと考えるのがいいでしょう。それ以下だった場合、確実に下手になります。「前は弾けてたんだけど」 なんて言ってる人、毎日練習してますか?        
最近の子供たちは学校の宿題が死ぬほど出るみたいなのであまり無理は言いたくないのですが15分でもいいので毎日練習しましょう。
 
あと小さなお子さんの場合練習の時間を毎日決めたほうがだらだらしなくていいかもしれません。「何時からはバイオリンのお稽古」って言った方が「時間があるときにやりなさい」よりちゃんと練習もします。
 
練習は“頭を使う!!”(絶対にだらだらやらないこと)

「僕、毎日1時間弾いた!」って聞いても「その割には」って時は練習の仕方が間違っています。レッスンを受けるといろいろ先生に注意されますね。その部分をできるだけ早くなおすように努力することが大切です。同じ間違いを何時間も繰り返して弾くなんて最悪!下手になるだけで練習になりません。一日15分しかなくてもいい練習はできます。小さいお子さんにはいつも親御さんがついてチェックしてあげてください。でもこれが本人にとっては一番いやなことなんですが・・・。
「ママは弾けないのにうるさい!!」 たしかに・・・。
 
曲が弾きたければ練習曲(エチュード)を!
 
生徒:「チャイコフスキーのコンチェルト弾きたいんですけど」
わたし:「おお、それは弾けるなら弾いてみてくれ!」
生徒:「多分2年ぐらいかけたら」
わたし:「・・・」
これでは話にならないのです。
 
曲というのはそもそもテクニック的に弾けて当たり前ぐらいのレベルで弾くものであって曲で弾く練習をしてるようでは時間ばっかりかかってしまいます。たとえばモーツアルトのコンチェルトを弾く場合、楽譜を譜読みしてバイオリンを手に取ったら全体をなんとなくその場で弾き、カデンツァは大体こんな感じで・・・になっていなければいけないのです。そこでここのパッセージが弾けないの和音はできないのポジションで音が外れるのといってたら表現がまったくできません。曲を弾くときはどういう弾き方をするか、どう表現するかを研究するのであって技術的な練習をするときではないのです。
 
でも練習曲よりそういった曲の方が弾きたいですよね。わかるわかる。Sevcik、かったるい!!スケール、毎日弾いたら食欲がなくなる!(でもいいダイエットになったりして・・・)私が一番わかってます。でもしょうがないんですよ。コンピューターのように上手く弾ける人の脳をコピーしてあなたの脳にインストールできたら早いんですが。でもこれでは達成感はなくなってしまいますな。それもつまらん!
 
とにかく早く練習曲の方をマスターしてどんな曲もへっちゃらで弾けるようになっておきましょう。
 
しかし曲しか練習してこない子がいっぱいいるわけでそんなちいさな子に今のことを説明してもわからないし・・・。
うーん、むずかしい。アメとムチでがんばっていきましょう!